Lamp タイプと光量

各 Lamp で Strength の基準が異なるので、同じ距離から照射した際に、Cube 上面を白飛びさせ始める強さを測定
コンポジットにて以下の様にノードを組み、Cube 上面の一部が FFFFFF を超えだしたら白くレンダリングされるようにして、白飛びし出す Strength を測定した
LampTest_00_Composite.png
比較として、Plane を Emission にて発光させるライトも測定した

Condition

LampTest_00_set.png
  1. Cube
    • Location: 上面中央が (0.0, 0.0, 0.0)
    • Size: 2.0 x 2.0 x 2.0
    • Color: Diffuse FFFFFF
  2. Lamp
    • Location: (0.0, 0.0, 10.0)
    • Color: FFFFFF
    • Strength: 0.1 (Sun, Hemi は 0.001) 刻みで調整
      • Min は、Cube 上面の一部が白飛びしだす強さ
      • Max は、Cube 上面の全面が白飛びしだす強さ
  3. Camera
    • Location: (0.0, 0.0, 20.0)
    • Focal Length: 100.0mm

Rendering Settings

  1. Resolution
    • 500 x 500
  2. Samples
    • 500
  3. World
    • none

RESULT

Min/Max Size Point Sun Spot Hemi Area Plane
Min 0.1 3948.2 3.150 3948.3 3.142 1256.7 31417.100
1.0 3977.4 3.789 3987.2 1260.9 315.200
10.0 6720.0 17.126 26359.4 1669.8 4.157
Max 0.1 4297.3 3.330 4339.1 3.321 1381.3 34529.900
1.0 4328.2 4.009 4380.7 1385.7 346.400
10.0 7271.9 18.292 30778.1 1807.0 4.497

Comment

Lamp 全般に言えるのは、Size を大きくすると同じ光量を得るために Strength を強める必要がある
しかし、Plane を発光させたものは、Plane のサイズを大きくすると Strength を弱める必要がある
このことから、Lamp の Strength は、Lamp そのものから放射される光量を設定しているイメージで、Size が大きくなるとその分光線の密度が薄まり、被写体の単位面積あたりに当たる光量が減るイメージ
オブジェクトの発光体は Lamp とは異なり、発光体の単位面積あたりの光量を設定しているイメージで、発光体のサイズが大きくなるとその分光量が増え、被写体の単位面積あたりに当たる光量も増えるイメージ
また、Lamp には Camera Ray や Glossy Ray には直接映り込まない特性があるため、このあたりも考慮しながら使い分けるのが良いと思う

  • 最終更新:2014-03-17 16:06:58

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