Dimensions
レンダリングの解像度やアニメーションのフレーム範囲などに関する設定を行います。
Render Presets
解像度のプリセットを選択します。
プリセット名の右側にある [+] で現在の設定値に名前を付けてプリセット登録し、[-] で選択中のプリセットを削除することができます。
各プリセットの設定値
Resolution
レンダリングイメージの解像度を設定します。
X
レンダリングイメージの水平方向のピクセル数を設定します。
Y
レンダリングイメージの垂直方向のピクセル数を設定します。
Percentage
X,Y で設定した解像度に対して、レンダリングする際のスケールを設定します。
100% を設定すると、X,Y で設定した解像度のレンダリングを行います。
テスト的なレンダリングでは、50% 等に下げてレンダリングすることで、レンダリング時間を短縮できます。
Aspect Ratio
レンダリングイメージのアスペクト比を設定します。
通常、コンピュータの画面ピクセルは正方形なので、初期値は 1:1 (X:1, Y:1) に設定されています。
ただし、テレビのピクセルは正方形ではないので、テレビ用ムービーを作成する場合、目的のビデオ規格 (世界の放送方式 を参照) に合わせたアスペクト比に変更することができます。
ピクセルアスペクト比の詳細については、ビデオ出力を参照してください。
X
水平方向のアスペクト比を設定します。
Y
垂直方向のアスペクト比を設定します。
Border
フレーム全体をレンダリングする代わりに、ビューの一部だけをレンダリングすることができます。
カメラビューで、ShiftB で矩形ドラッグし、レンダリングする領域を定義します。
設定された領域は、赤い点線で囲われます。
Border
Border オプションがチェックされていると、部分レンダリングを行います。
Border オプションのチェックを外すと、部分レンダリングしなくなります。
Crop
Border オプションがチェックされていると、Crop オプションを設定することができます。
Crop オプションがチェックされていると、部分レンダリングの回りをトリミングします。
Frame Range
レンダリングするアニメーションの開始フレームと終了フレームおよびステップ数を設定します。
Start Frame
レンダリングを開始するフレームを設定します。
End Frame
レンダリングを終了するフレームを設定します。
Frame Step
レンダリングの際に、タイムラインでスキップするフレーム数を設定します。
1 と設定すると、タイムラインのフレームごとにレンダリングを行います。
2 と設定知ると、タイムラインの 2 フレームごとにレンダリングを行います。
Frame Rate
アニメーションのフレームレート または 1 秒あたりに表示するフレーム数を設定します。
初期値は、アニメーションや映画で一般的に用いられている 24 fps が設定されています。
その他、23, 24, 25, 29, 30, 50, 59, 60 が選択でき、これ以外の値を設定したい場合は、Custom を選択します。
Custom を選択すると、以下の設定項目が表示され、設定内容から計算された fps が表示されます。
TV 放送用の 29.97 fps とする場合は 30 / 1.001 と設定し、アニメ用の 23.98 fps とする場合は 24 / 1.001 と設定します。
FPS
下のフレームレートベース (/) で設定した秒間毎に表示されるフレーム数を設定します。
/
フレームレートベース (秒) を設定します。
Time Remapping
アニメーションの長さをリマップするために使用します。
Old で設定したフレーム値が、New で設定したフレーム値になる様に、全体時間をスケーリングします。
New を、Old の半分にすると、元の時間の半分でアニメーションが終了します。
そのため、End Frame もその分、値を小さくする必要がありそうです。
Old
フレーム内の元のマッピング値を設定します。
New
Old で設定したフレームが、あらたに何フレームにマッピングするかを設定します。
※ADOBE After Effects 等にあるタイムリマップ機能とは異なる様子です。
- 最終更新:2012-11-27 15:26:47