円形配列する方法
あるオブジェクトを円形配列する方法。
必要なオブジェクト
- 円形配列したいオブジェクト (objA)
- 配列の基準に使用する Empty (empB)
手順
- objA を選択
- objA が Rotation されている場合、配列が思うように行かないので、objA を選択し、CtrlA で Rotation を選択し、回転を適用します
- ※意図的に回転も加えた円形配列したい場合は、この作業は不要です。
- objA の原点 (Origin) を調整します (オブジェクト原点の変更方法参照)
- 回転中心点を指定したい場合は、objA の原点と empB を回転中心点と同じ位置にすると分かりやすいです。
- ShiftA - Empty - Arrows 等で、empB を作成し、位置を調整します
- objA の原点と、empB との位置関係で移動します。
- objA の原点と、empB が同じ位置にある場合、移動はせずに回転のみの配列となります。
- 回転中心点を指定したい場合は、objA の原点と empB を回転中心点と同じ位置にすると分かりやすいです。
- empB の Rotation を、円形配列の配列角度のピッチと同じ角度にします
- 例えば、一周に 12 個配列したいのであれば、360 / 12 = 30 なので、30°にします。
- objA を選択
- Properties - Modifiers - Add Modifier - Array を実行
- Array を以下のように設定します
- Object Offset にチェックを付け、その下で empB を選択
- Relative Offset のチェックを外す
- この段階で 2 つの objA が、欲しい角度に配列され始めていると思います。
- Count 2 を、欲しい配列数にします。
解説
すこし配列の動きが分かりづらいので、ちょっと解説
考え方としては。。。
まず、objA の原点から、empB まで移動します。
同じ位置にあるようなら、移動しません。
次に、empB の Rotation が適用され、その角度分回転します。
。。。という動きとなります。
なので、2 つ目は必ず empB と一致します。
objA 原点と empB が一致 | objA 原点と empB が不一致 |
![]() |
![]() |
もう少し正確にまとめて言うと、objA の状態から、empB の状態に移行した動きが継続して配列となります。
どういうことかというと。。。
objA と empB の Location / Rotation / Scale のギャップが配列の 1 ピッチ分の動きとなるということです。
上の手順では、empB に Rotation を付加しましたが、empB ではなく、objA に付加しても構いません。
もっと言うと、objA で Rotation を Apply していますが、これをせずに、それと同じ値を empB に設定しても同じ事になります。
自分が分かりやすい方法をとって頂いて結構です。
- 最終更新:2013-12-05 14:19:44