ノードの概要 2.8
(修正予定)
ノードとは、特定の処理を実行する個々のブロックのことを言います。Cycles では、光源、マテリアル、背景の設定を、すべてノードの接続によって指定します。これらの設定は各プロパティパレットでも行うことができますが、パレットからではできない操作があったり、ネットワークが複雑になってくるとパレットでは見づらくなるので、Node Editor での操作になれるととても便利です。簡単な操作説明は、スタートガイドに記述してありますので、参照してください。また、あるマテリアルをマテリアルパレットと Node Editor でそれぞれ表示すると、下のようになります。


ノードブロック
各ノードブロックには、左側または右側、もしくは両側に ● があります。
この ● をソケットといい、他のノードブロックとの接続口となります。
ソケット
情報はノードブロックの左側のソケットから入力され、ノードで処理された情報が右側のソケットから出力されます。
そのため、Node Editor 全体で見ても情報は左側から右側に流れます。
ソケットの色に関しては、ノードソケットの種類を参照してください。

※リンクラインの色・矢印は、加工したものです。
ノードブロックのプロパティ
Node Editor の Properties (N で表示されるメニュー) -> Active Node で、ノードブロックのプロパティを設定できます。
ここで Label や色を変更することができます。

ノードの種類
ノードには大きく分けて 3 つのタイプがあります。
入力ノード
情報を作り出すことはできますが、他のノードからの入力はできません。
基本的には、ブロックの左側に入力用のソケットがありません。
例 : Value

処理ノード
入力ソケットおよび出力ソケットをそれぞれ 1 つ以上もち、入力または指定された情報を処理して他のノードへ出力します。
基本的には、ブロックの左右にソケットがあります。
例 : Diffuse BSDF

出力ノード
他のノードから入力された情報を最終結果として 3D View 上に出力します。
ブロックの右側に出力用のソケットがありません。
- 最終更新:2018-12-06 16:51:51