ノードの概要

ノードとは、特定の処理を実行する個々のブロックのことを言います。Cycles では、光源、マテリアル、背景の設定を、すべてノードの接続によって指定します。これらの設定は各プロパティパレットでも行うことができますが、パレットからではできない操作があったり、ネットワークが複雑になってくるとパレットでは見づらくなるので、Node Editor での操作になれるととても便利です。簡単な操作説明は、スタートガイドに記述してありますので、参照してください。また、あるマテリアルをマテリアルパレットと Node Editor でそれぞれ表示すると、下のようになります。
MaterialPallet.pngNodeEditor.png


ノードブロック

各ノードブロックには、左側または右側、もしくは両側に があります。
この をソケットといい、他のノードブロックとの接続口となります。

ソケット

情報はノードブロックの左側のソケットから入力され、ノードで処理された情報が右側のソケットから出力されます。
そのため、Node Editor 全体で見ても情報は左側から右側に流れます。
ソケットの色に関しては、ノードソケットの種類を参照してください。
NodeFlowIO4.png
※リンクラインの色・矢印は、加工したものです。

ノードブロックのプロパティ

Node Editor の Properties (N で表示されるメニュー) -> Active Node で、ノードブロックのプロパティを設定できます。
ここで Label や色を変更することができます。
NodeModify.png


ノードの種類

ノードには大きく分けて 3 つのタイプがあります。

入力ノード

情報を作り出すことはできますが、他のノードからの入力はできません。
基本的には、ブロックの左側に入力用のソケットがありません。

例 : Value
Add-Input-Value_273.png

処理ノード

入力ソケットおよび出力ソケットをそれぞれ 1 つ以上もち、入力または指定された情報を処理して他のノードへ出力します。
基本的には、ブロックの左右にソケットがあります。

Add-Shader-DiffuseBSDF_273.png

出力ノード

他のノードから入力された情報を最終結果として 3D View 上に出力します。
ブロックの右側に出力用のソケットがありません。
このタイプは、Lamp OutputMaterial OutputWorld Output の 3 つのみです。
Lamp Output は光源として表現され、Material Output オブジェクトのマテリアルとして表現され、World Output は背景または環境光として表現されます。




コメントを投稿するには画像の文字を半角数字で入力してください。


画像認証

  • 最終更新:2015-10-21 16:46:15

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード