グローを表現する方法

発光体の周辺にグローを表現する方法

発光体を表現しようとするとき、発光体の周囲がボワーっとぼやけるグローがないと発光体っぽさが表現しきれない
そこで、コンポジットを使ってグローを表現する

Glow_RenderLayer.png
レンダリングのみ
Glow_Composite.png
グローを追加

手順

  1. 発光体等、必要なマテリアル設定をしてレンダリングを実行する
    • Glow_RenderLayer.png
  2. Compositing Node を有効にし、Glare ノードを追加 (Add - Filter - Glare) し、値を調整する
    • Glow_Composite01.png
  3. Mix ノードを追加 (Add - Color - Mix) し、Blend Type を Add にし、オリジナルイメージとミックスする
    • Glow_Composite02.png

Fog Glow の設定について


Quality

エフェクトのクオリティを選択 (Low / Medium / High)
Glow_Glow01_l_m1_t1_s8.png
Low
Glow_Glow01_m_m1_t1_s8.png
Medium
Glow_Glow01_h_m1_t1_s8.png
High

Mix

オリジナルイメージとエフェクトのミックスする割合を指定 (-1.0 - 1.0)
  • 1.0 でオリジナルイメージ、0.0 で 50:50、1.0 でエフェクトイメージのみ
オリジナルイメージに、エフェクトのみを ADD でミックスしたい場合は、1.0 にします
Glow_Glow01_m_m-1_t1_s8.png
-1.0
Glow_Glow01_m_m0_t1_s8.png
0.0
Glow_Glow01_m_m1_t1_s8.png
1.0

Threshold

指定した値よりも明るいピクセルのみ表示するグレアフィルタを指定 (0.0 - 1000.0)
エフェクトを掛けたいピクセルがフィルタリングされるように調整します
エフェクトを掛けたくないピクセルがフィルタリングされ、エフェクトを掛けたいピクセルがフィルタから外れてしまう場合は、エフェクトを掛けたいピクセルの発光が弱いので、その部分の発光が強くなるようにオリジナルイメージを調整してレンダリングし直します
Glow_Glow01_h_m1_t0_s8.png
0.0
Glow_Glow01_h_m1_t0.1_s8.png
0.1
Glow_Glow01_h_m1_t0.2_s8.png
0.2
Glow_Glow01_h_m1_t0.8_s8.png
0.8

Size

グロー/グレアサイズを指定 (6 - 9)
実際のサイズではなく、ピクセルの明るい領域の初期サイズが基準
Glow_Glow01_h_m1_t0.8_s6.png
6
Glow_Glow01_h_m1_t0.8_s7.png
7
Glow_Glow01_h_m1_t0.8_s8.png
8
Glow_Glow01_h_m1_t0.8_s9.png
9




コメントを投稿するには画像の文字を半角数字で入力してください。


画像認証

  • 最終更新:2015-05-14 09:53:55

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード