UV 展開について
シームの設定
シームは、モデルに設定する縫い目。
モデルを紙の様なもので立体化されているとした時に、どこに縫い目(切れ目)があれば無理なく展開することができるか、またテクスチャの切れ目となっても構わないところははどこかを考えて設定するといい。
シームを設定したエッジに接続された二面は切り離されてしまうため、テクスチャの連続性を維持することは難しくなるので注意が必要。
手順:
- シームを設定するオブジェクトを選択
- Edit Mode にする
- Edge select にする
- シームを設定するエッジを選択
- CtrlE-[Mark Seam]を実行
または [Mesh]-[Edges]-[Mark Seam] / [Tool Shelf]-[Shading/UVs]-[UVs]-[UV Mapping]-[Mark Seam]を実行
- シームが設定されたエッジが、赤いエッジとなる
※選択状態だと分かりづらいので、非選択にすると分かりやすい
ちなみに、シームの解除は、解除したいエッジを選択し、CtrlE-[Clear Seam] / [Mesh]-[Edges]-[Clear Seam] / [Tool Shelf]-[Shading/UVs]-[UVs]-[UV Mapping]-[Clear Seam]を実行
展開
シームの設定が終わったら展開する。
展開した後でもシームを設定し直して再展開すことはできるので、ある程度シームが設定できた段階で展開してみるといい。
手順:
- ビューを分割し、UV/Image Editor を表示しておく
- 展開するフェースを選択
※通常は、Aですべて選択。この際、選択モードは何でも大丈夫。
- U-[Unwrap]を実行
または [Mesh]-[UV Unwrap]-[Unwrap] / [Tool Shelf]-[Shading/UVs]-[UVs]-[UV Mapping]-[Unwrap]-[Unwrap]を実行
- UV/Image Editor にメッシュが展開された状態で表示される
展開状態の確認
無理なく展開されているかを以下の方法で確認することができる。
手順:
- UV/Image Editor でNし、Properties を表示
- [Properties]-[Display]-[UVs]-[Stretch] をオン
- 展開されているメッシュの色を見て展開状態を判断する
メッシュの歪みが少ない程青くなり、歪みが増すほど、緑→黄→赤となる
歪んだメッシュやその頂点/エッジがモデルのどこにあるのかは、UV/Image Editor の [Sync Selection] をオンにする。これで、UV/Image Editor または 3D View のどちらかで選択すると、それに対応したものが両方で選択状態となる。
- 最終更新:2018-12-05 10:21:18