Output 2.7

Render にてレンダリングしたレンダリング結果の保存場所や形式などに関する設定を行います。
Pallet_Render_Output_273.png

Directory

初期値では、アニメーションの各フレームは、/tmp ディレクトリに保存されます。
フィールド内のディレクトリ名を直接変更するか、フィールドの右側にあるフォルダアイコンをクリックしてディレクトリを変更します。

Overwrite

Animation レンダリングを画像ファイル出力にて実行する場合に、既存ファイルを上書きするかどうかを設定します。
チェックされていると、既存ファイルがあってもレンダリングし、上書き保存されていきます。
チェックされていないと、既存ファイルがあるフレームは飛ばしてレンダリングされ、既存ファイルは上書きされません。

Placeholders

Animation レンダリングを画像ファイル出力にて実行する場合に、レンダリング中のフレームの空ファイルを作成するかどうかを設定します。
チェックされているとレンダリング中の画像ファイルの空ファイルが作成され、チェックされていないと空ファイルは作成されずレンダリングが終わった時点でファイルが作成されます。

File Extensions

Animation レンダリングを画像ファイル出力にて実行する場合に、各フレームのイメージファイルに拡張子を付加するかどうかを設定します。
チェックされていると各画像ファイルに拡張子が付加され、チェックされていないと拡張子は付加されません。

Cache Result

EXR ファイル用に、レンダーキャッシュを保存するかどうかを設定します。
ヘビーな合成時に便利ですが、間接的にレンダリングされたシーンに影響を与えるので注意してください。

File format

画像ファイル動画ファイル には、目的に応じていろいろな形式があります。
Blender は以下の画像ファイルフォーマットに対応していおり、アニメーション (Render の Animation もしくは CtrlF12) 用の出力形式は、File format パネルから選択でき、選択した形式によってオプションの表示が切り替わります。

Blender 対応ファイルフォーマット

※イメージ (Render の Image もしくは F12) 用の出力形式は、レンダリング後にイメージを保存する際に選択することができます。

Channels

色空間
Blender はカラー (RGB) 画像をレンダリングしますが、白黒 (BW) やアルファチャンネル (RGBA) を持った色もレンダリングできます。
RGBA が指定された場合、Holdout シェーダが適用されたオブジェクトは透明として扱われます。
また、Film の Transparent がオンの場合は、背景が透明として扱われます。(背景を透明にして画像保存する方法 参照)

Color Depth

色深度
各チャンネルに対して何ビットの色深度を設定するかを選択します。

Compression / Quality

圧縮
画像ファイルおよび動画ファイルのフォーマットには、使用するディスクスペースを少なくするためにデータを圧縮するものがあります。
圧縮タイプには、可逆圧縮 (PNG 等) と、非可逆圧縮 (JPEG 等) があります。
可逆圧縮のフォーマットは、圧縮前と圧縮後の品質は変わらず、その圧縮率を Compression にて指定します。
非可逆圧縮のフォーマットは、圧縮前に比べて圧縮後は画質に劣化が起こり、その劣化の度合いを Quality にて指定します。

Z Buffer

Z バッファ
OpenEXR と OpenEXR Multilayer のみ、Z Buffer (Z バッファ) 情報を持つことができます。
OpenEXR Multilayer のみ Layers で設定する Layer や Passes 情報を持つことができ、ポストプロダクションでの合成に利用できます。



  • 最終更新:2015-03-26 10:27:26

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