Image Texture 2.8

(作成中)

Add-Texture-ImageTexture_281.png
Image Texture (イメージテクスチャ) ノードは、テクスチャとしてイメージファイルを使用します。

Input

        

Vector

テクスチャをルックアップするためのテクスチャ座標を設定します。
このソケットに何も接続されていない場合、アクティブ UV レイヤからの UV 座標が使用されます。


Setting

Source オプションのタイプにより、設定内容が異なります。

Image Datablock

Image Datablock (イメージデータブロック) でイメージソースとして使用するイメージファイルを設定します。
今のところ、Blender でサポートされているイメージのすべてが Cycles で使用できるわけではありません。特別に生成されたパックドイメージ (packed images) やアニメーションは、現在はサポートされていません。
選択するイメージファイルの種類やファイルの状況によって、自動的に Source オプションが切り替わります。


Color Space

イメージに含まれているデータタイプを、ColorNon-Color Data から選択します。
大抵のカラーテクスチャには、初期値の Color を使用します。
バンプマップやアルファマップに使用する場合には、ピクセル値は不要なため、Non-Color Data とした方が良い場合があります。


Interpolation

テクスチャの補間方法を選択します。

Linear

リニア補間します。

Closest

補間をせずに最も近いテクセルをサンプルします。

Cubic

キュービック補間をします。(OSL でのみ作動)

Smart

最適な補間方法を選択します。拡大時は、バイキュービック。(OSL でのみ作動)


Projection

テクスチャをマッピングするために使用する投影方法を選択します。

Flat

イメージは、テクスチャベクトルの XY 座標を使用してフラットに投影されます。
bmps_ImageTexture_Flat_277.png

Box

イメージは、オブジェクト空間境界ボックスの各側面に、別々のコンポーネントを使用して投影されます。
この方法を選択すると、Projection Blend オプションが表示されます。

  • Projection Blend
    • Box マッピングおける別の側面との間の急激な変化をなくすために、側面間でブレンドする値 (0.0 - 1.0) を設定します。
    • 0.0 でブレンドせず、値が高くなるほど滑らかに変化します。
0.0 0.5 1.0
bmps_ImageTexture_Box0.0_277.png bmps_ImageTexture_Box0.5_277.png bmps_ImageTexture_Box1.0_277.png

Sphere

イメージは、Z 軸を中心とした球状に投影されます。
bmps_ImageTexture_Sphere_277.png

Tube

イメージは、Z 軸を中心としたチューブ状に投影されます。
bmps_ImageTexture_Tube_277.png


Extension

イメージが元の境界を超えて外挿されるときの方法を定義します。
※3D View の Viewport Shading が Material, Texture の場合は、どれを設定しても Repeat と同じ結果で表示されます。3D View 上で確認したい場合は、Rendered にすると正しく表示されます。

Repeat

イメージを水平垂直にタイル上に繰り返します。
bmps_ImageTexture_Extension-Repeat.png

Extend

イメージの縁のピクセルを延長します。
bmps_ImageTexture_Extension-Extend.png

Clip

すべての拡張ピクセルを、黒の透過 (Color=Hex:000000, Alpha=0.0) に設定します。
bmps_ImageTexture_Extension-Clip.pngbmps_ImageTexture_Extension-Clip_Transparent.png
bmps_ImageTexture_Extension-Clip_n.pngbmps_ImageTexture_Extension-Clip_Transparent_n.png
左は Image Texture の Color のみを利用したもの、右は Image Texture の Alpha も利用したもの


Source

Image Datablock で選択するイメージファイルの種類や選択の仕方によって自動的に Source オプションが切り替わります。
Source オプションのタイプにより、設定内容が異なります。

Single Image

Image Datablock で 1 つのイメージファイルを選択すると、SourceSingle Image となります。
この場合、特に設定はありません。
Add-Texture-ImageTexture-SingleImage_277.png

Image Sequence

Image Datablock でシーケンシャルファイルとして利用したいイメージファイルを複数選択すると、SourceImage Sequence となります。
この時、以下のオプションが表示されます。
  • Frame - シーケンシャル内の何フレーム目 (何番目) のファイルが現在選択されているかが表示されます
  • Frames - シーケンシャルファイルの何フレーム分使用するかを設定します
  • Start Frame - タイムラインの何フレーム目から割当て始めるかを設定します
  • Offse - タイムラインに対していくつオフセットするかを設定します
  • Cyuclic - シーケンシャル範囲を超えたフフレームになったときに、シーケンシャルを繰り返すかどうかを設定します
  • Auto Refresh - タイムラインの変更に合わせて、3D View の表示を自動的にリフレッシュするかどうかを設定します
※テクスチャを不定期に切り替えたい場合は、アニメーションでテクスチャを切り替える方法 を参考にしてください。
Add-Texture-ImageSequence-2_277.pngAdd-Texture-ImageSequence_InsertKeyframe_277.png

Movie

Image Datablock で動画ファイルを選択すると、SourceMovie となり、以下のオプションが表示されます。
  • Frames - 動画ファイルの何フレーム分使用するかを設定します
    • 動画ファイルのフレーム数いっぱいに設定したい場合は、Node Editor で N で Properties を開き、Properties の Frames の隣にある [Match Movie Length] を実行します
  • Start Frame - タイムラインの何フレーム目から割当て始めるかを設定します
  • Offse - タイムラインに対していくつオフセットするかを設定します
  • Cyuclic - 動画範囲を超えたフフレームになったときに、動画を繰り返すかどうかを設定します
  • Auto Refresh - タイムラインの変更に合わせて、3D View の表示を自動的にリフレッシュするかどうかを設定します
Add-Texture-ImageTexture-Movie_277.png

Generated

Image Datablock でBlender 内で Create a new image 等で作成したイメージを選択すると、SourceGenerated となります。
また、他のイメージファイルが設定されていても、SourceGenerated と設定することで、Blender 内部で作成される UV Grid が設定されます。
この場合、特に設定はありません。
Add-Texture-ImageTexture-Generated_277.png


Output

        

Color

イメージから RGB カラーを出力します。

Alpha

イメージから Alpha 値を出力します。

  • 最終更新:2020-03-05 22:53:17

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