円形配列する方法

あるオブジェクトを円形配列する方法。

必要なオブジェクト

  • 円形配列したいオブジェクト (objA)
  • 配列の基準に使用する Empty (empB)


手順

  1. objA を選択
  2. objA が Rotation されている場合、配列が思うように行かないので、objA を選択し、CtrlARotation を選択し、回転を適用します
    • ※意図的に回転も加えた円形配列したい場合は、この作業は不要です。
  3. objA の原点 (Origin) を調整します (オブジェクト原点の変更方法参照)
    • 回転中心点を指定したい場合は、objA の原点と empB を回転中心点と同じ位置にすると分かりやすいです。
  4. ShiftA - Empty - Arrows 等で、empB を作成し、位置を調整します
    • objA の原点と、empB との位置関係で移動します。
    • objA の原点と、empB が同じ位置にある場合、移動はせずに回転のみの配列となります。
    • 回転中心点を指定したい場合は、objA の原点と empB を回転中心点と同じ位置にすると分かりやすいです。
  5. empB の Rotation を、円形配列の配列角度のピッチと同じ角度にします
    • 例えば、一周に 12 個配列したいのであれば、360 / 12 = 30 なので、30°にします。
  6. objA を選択
  7. Properties - Modifiers - Add Modifier - Array を実行
  8. Array を以下のように設定します
    • Object Offset にチェックを付け、その下で empB を選択
    • Relative Offset のチェックを外す
      • この段階で 2 つの objA が、欲しい角度に配列され始めていると思います。
    • Count 2 を、欲しい配列数にします。


解説

すこし配列の動きが分かりづらいので、ちょっと解説
考え方としては。。。
まず、objA の原点から、empB まで移動します。
同じ位置にあるようなら、移動しません。
次に、empB の Rotation が適用され、その角度分回転します。
。。。という動きとなります。
なので、2 つ目は必ず empB と一致します。

objA 原点と empB が一致 objA 原点と empB が不一致
CircularArray1.png CircularArray2.png

もう少し正確にまとめて言うと、objA の状態から、empB の状態に移行した動きが継続して配列となります。
どういうことかというと。。。
objA と empB の Location / Rotation / Scale のギャップが配列の 1 ピッチ分の動きとなるということです。
上の手順では、empB に Rotation を付加しましたが、empB ではなく、objA に付加しても構いません。
もっと言うと、objA で Rotation を Apply していますが、これをせずに、それと同じ値を empB に設定しても同じ事になります。
自分が分かりやすい方法をとって頂いて結構です。




コメントを投稿するには画像の文字を半角数字で入力してください。


画像認証

  • 最終更新:2013-12-05 14:19:44

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード